静の稽古

北浜サロンでは　“なぜ”　を沢山話します。ただルールを覚えるのではなく　“なぜ”　を知り、どんな場面で、どのような動きを選択するか。考え行動できることを目標にするための　“なぜ”　を知る稽古をしております。

また同じような行動でも、本来、どうすべきか。カジュアルな場所では、どのように、略式にするのか、を考えられるように

現代社会では、カジュアル化が進み、略式を使う場面が多くなってきているのも事実です。ですが、それを理由に、略式だけを覚えると、“どうしてそのようにしたほうが良いのか”が見えなくなります。

そのため、形だけ、ルールだけ守っている、という風に見えがちになります。
古来、大切にしているしきたりを、知ることで、心のこもる行動につながるように、心がけております。

弊サロンの教養としきたりの稽古には、現代、知識がなくてもよいと感じるものもあるかもしれません。

確かに、自宅に訪問することもなくなってきた、でもそう決めつけず、レストランや料理店に伺う際や、靴を脱いで上がる場面でも、たくさん応用のきくもの。

また、ハレの日だけのものにせず、カジュアルな場所には、カジュアルなりの知識、ハレの日は、ハレの日の振る舞いに繋がるように自分に必要がない、と思っていても、知識によって、様々なものが見えるようになるものです。

レストランや料理店での　“気遣い”　や季節を感じさせるもの、また、おもてなしに気付ける。心を豊かにするだけでなく、人を豊かにできる、知識を深めていくことが　その人自身の厚みになるのではないでしょうか。

その場その場で、ささっと調べて、乗り切る、そんなことができる現代だからこそ、自分の知識を深めて、余裕のある大人を目指して。

コミュニケーションが苦手な方の稽古ではなく、もうワンランク上の表現力を身に付けるための稽古になります。
今の会話力に、大人のテイストを加えたい方にお勧めです。
基本から、最後は、実際の会話の中で、自分らしい会話力を見つけてみてはいかがでしょうか？

クローゼット・キッチン・本棚紙類・コスメ回り・バスサニタリーと、5か所から一つ選んでいただきます。
2種類目以降は、３～5回目のみで受講できます。

実際に、4回目と5回目の稽古の間に、整理をしていただきます。
写真や動画を見せていただき、修正、または改善点を稽古できるようにしております。

母に、ものの整理と頭の整理は、繋がっているわよ。と、よく聞かされました。
頭が、ごちゃごちゃしているときは、部屋の整理もできていないもの。だから、頭が整理できないときは、ものを整理してみて。と

年末の大掃除にも言えますよね。終えた後、なぜか頭と体がすっきりする。
ホコリがなくなって、空気が良くなる。とも言えますが、なぜか、新しいことを迎えられる気がするのは、皆さん同じですよね

整理することは、大きなエネルギーも使います。体を動かしたすっきり感も、大きな刺激になりますよね！